アニメ業界を知るのにオススメの本

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こんにちはJinke(@jinke_sbs)です。

初めてのTVアニメシリーズである鉄腕アトムの放映が1963年。すでに50年以上日本ではテレビアニメが作られ続けています。新幹線と同じくらい長い歴史を持つので、徐々にアニメファンも増えてきたなたぁと実感します。ですが「アニメが好きです!見ます!」と言う人でも「ではアニメはどんな風にどのようにして作られているのか」を知る人はあまりいないのではないでしょうか。せっかくアニメを好きになったのだから、実際の製作工程とかアニメ業界のこと知ってもらえたら世の中のアニメに対する理解がもっと良くなるんじゃないかというのが僕の考えです。なので今回は、アニメや業界のことが分かる個人的オススメ本をご紹介します。

その1『アニメを仕事に!』桝本和也


「リトルウィッチアカデミア」「キルラキル」を制作したトリガーの桝本和也さんが執筆した本。オタキングこと岡田斗司夫氏が「SHIRONAKOの原作と言ってもいいくらい」と言うほど、アニメ制作の流れを制作進行の視点から説明しています。読み進めていると、トリガー流の新人教育(あいさつや報連相といった基本的スキルから業界人としての心構えまで)が事細かに説明されており、これと読むだけでもアニメ制作について基本的なことは理解することができるでしょう。各現場の作業内容をQRコードで読み取って動画で見れるのは分かりやすくうれしいですね。「キツイ!しんどい!でも、ムチャクチャにおもしろい!!!」と書かれた本帯が僕の心に結構響きました。
anime-books-a-2キツイ!しんどい!でも、ムチャクチャにおもしろい!!!

その2『デジタルが変えるアニメビジネス』増田弘道


アニメ業界、あとその周辺産業に関する数字、統計データ(業界利益、制作本数etc…)の様々なデータを算出したのは、著者である増田弘道さんが初めてではないかと思います。1960年代から2010年代に渡るアニメ史を詳細に分析されていますし、アメリカと日本のアニメーション文化の発展の違いなどがしっかり書かれていた点が興味深いです。増田さんは以前にも「もっとわかるアニメビジネス」などを出版されており、アニメ業界をビジネス視点で見られている方かなと思います。ただひとつ難点があって、少しお高い…ということですね。大学教科書レベルの厚さなので値段もそれ相応です。しかし読み応えはその分バッチリ!
anime-books-a-1とってもボリューミー。でもその分読み応えあり!

その3『ハケンアニメ』辻村深月


2015年に本屋大賞にノミネートされた辻村深月さんの小説です。全部で3章と最終章の構成になっていて、それぞれ章ごとに、プロデューサー、監督、アニメーターの立場から『ハケンアニメ』の座めぐる作品作りの中で奮闘する様子が書かれています。あとはアニメスタジオだけでなく、出版社、レコード会社、関連企業、さらには自治体まで巻き込んだ業界の様子まで書かれていますので、その辺の関係性まで知る手がかりになるのはグッドですね。アニメ業界の方にしっかりと取材して書かれているだけあって、現場の様子や空気感がちゃんと感じることができました。どのアニメが『ハケンアニメ』の名を勝ち取るのか…。小説なので気になって一気に読んでしまいました。おもしろい、さらに業界のことも分かる。ぜひ読んでもらいたい本です。
anime-books-a-3瀧くんも読んでた!

番外編『SHIROBAKO』P.A.WORKS


先程もチラリと出てきましたが、「アニメ業界を舞台にしたアニメ」を実現したSHIROBAKOは、まさに「アニメ業界を知る」という意味ではうってつけの映像作品でしょう。こちらは先程のハケンアニメと違いアニメスタジオを中心とした物語(もちろん関連するところも量は少ないですが描かれています)になっていますので、まさにアニメ制作ド真ん中を知りたいという人は見ていてまず損は無いでしょう。僕としては、自分自身これからどんなことをしたいのかなど、いろいろ考えさせるアニメ作品となりました。以前書いたSHIROBAKOの良さについての記事があるのでお時間あればぜひ。

アニメが好きならぜひ見てほしい!『SHIROBAKO』の魅力
(C)SHIROBAKO製作委員会 こんにちはJinke(@jinke_sbs)です。 皆さんアニメは好きですか。 …
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12月にプレミアムBOXもリリースされます

偉そうに書いてきましたが、僕自身アニメや業界のこと、アニメと深い関係があるマンガや特撮まで含めると、まだまだ本当に知らないことだらけです。僕自身その他のオススメの本やアニメを知ることができれば良いなと考えていますので、Twitterやコメント欄で気軽に教えてくれたらなと思います。

それではまた。

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