カナダでのワーキングホリデーで辛かった5つの点

※バンクーバーのダウンタウンの様子。冬は本当に雨が多い。

TwitterでフォローさせていただいているMasakiさん(@masaki77 )が先日次のようなことを呟いていた。

確かにワーキングホリデーに関する情報をネットで検索してみると、キラキラした自分がイメージしやすいようなポジティブな記事が多く目立つ。それらを読んでいる内に自分自身も充実した海外経験を既にしているかの様な錯覚に陥る。しかし海外で生活してみると、あまりイメージしなかったネガティブな感想や経験も出てきて然るべきだ。(当然の話ではあるが) なので今回は実際にカナダのバンクーバーでワーキングホリデーをした自分が感じたネガティブな感想や経験を書いてみたいと思う。

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現地の天候になれないとキツイ

冬の朝8時頃の様子。むちゃくちゃ寒い。

自分は2016年の11月からワーキングホリデーを開始した。日本でも結構寒い気温になっていたがカナダはもっとえげつなく、12月の時点で既にマイナス気温になった。カナダは一般的に冬が長いので4月頃まで寒い日々が続く。気温もキツイのだが、それ以上に個人的にきつかったのは日照時間だった。日本でも場所によって日の出入りの時間は変わってくるが、バンクーバーの場合は夕方の4時半頃にはもう太陽が沈んでしまっている。更にバンクーバーは”レインクーバー”と呼ばれるほど雨や曇りが多い。日中でも雲が日差しを塞いでしまってなかなか青い空にはお目にかかれない。朝から雨が降ってそれが一日中なんてざらにあるので、ハッキリ言って精神が参って憂鬱な気分になりやすい。これは本当に注意したほうが良いと思う。反対に夏は快適な気温で抜群に過ごしやすいのだが、5月から9月末くらいまでしか続かないので、長期間滞在する場合はつらい冬の期間を経験するを必ず考慮した方がいいだろう。

異国環境はやっぱりストレス

外国語をネイティブレベルになるまで上げるには最低5年間現地で暮らしてその外国語環境に馴染まなければいけないという話を聞いたことがある。私はネイティブレベルにまでなるつもりは無かったのだが、それでもやはり馴染みのない言語環境というのは相当なストレスだった。よほどのモチベーションがないとなかなか続かないと思う。ひと昔前であればIT技術が乏しかったため、意地でもその環境に慣れないといけなかったが、現代ではインターネットという最強武器がある。パソコンやスマホで慣れ親しんだ母国語に逃げてしまうことなんて簡単にできてしまう。後述するが日本人を含むアジア人もたくさんいるため日本人同士でつるんでしまったりで余計にそれが難しいのだ。カナダを始めとする英語圏の国に行って英会話を身につけようと考えている人は、自分にそれなりのモチベーションがあるのかもう一度自信に問いかけてから決心したほうがいいだろう。

物価が高い

カナダのセブンイレブン。日本のお菓子は特に高い。

カナダは日本に比べて物価が高い。これは現地に行ってみたら実際に感じることだ。まず日本には無いチップ文化があるためおいそれと外食はできない。特にアルコール類は税金が高い。(それでも友達と一緒にバーなどに行ってしまうのだが…) 他の要因としては、カナダには環境保護やフェアトレードの精神が根付いているためか、正当なものにはそれ相応の値段が付いている印象があった。もうひとつの要因としては、バンクーバーが中国人富裕層の間で人気ある都市らしく、投資目的で彼らが不動産を購入しているらしいのだ。なので不動産価格につられて物価もどんどんつり上がっている。

良くも悪くも多様な人がいる

バンクーバーは世界的に人気のある国際都市だ。北南米、ヨーロッパ、アフリカ、中東など世界中から移民や学生など様々な人がやってくる。現地で暮らしていると感じたのは、”バンクーバーで小さな世界が完成している”ということだった。もちろん現地のカナダ人の方もたくさいいるが、それと同じくらい移民の方もたくさんいる。実際私のホームステイ先の家族はフィリピン人だったし、語学学校の先生は日系移民のカナダ人の先生、バイト先のコーヒーショップのオーナーはネパール人だった。多国籍政策を長年取っているためか、カナダの良い所に”人の良さ”があると感じた。お互いのリスペクト精神がすさまじいし、「みんな違ってみんな良い」を地で行っているんだなと感じた。しかしこれは裏を返すと、相手の考えや思考文化を察する力が無いうちは結構なストレスになってしまうということだ。生活する中で、日本人の感覚で「なんでこんなことするんだ!?」と思ってしまう場面も多々あった。

日本人を含めアジア人が多い

バンクーバーで人気のラーメンショップの一つ。ラーメン暖暮。

先程言ったようにバンクーバーは世界中から人が来ているため、現地に行ったらカナダ人に囲まれてすぐに英語環境に浸れるという考えは捨てたほうが良いと思う。中でもバンクーバーはアジアに距離的に近いためかアジア人がたくさんいる。中国語や韓国語、日本語が街中でしょっちゅう聞こえてくるので、「なんかカナダに来た感じがしない」という友だちもいた。現地にはラーメン屋、ジャパニーズレストラン、コリアンレストランもたくさんあって、食が恋しいという悩みには良さそうだが、カナダの文化に浸りたいのであれば個人的にバンクーバーはあまりオススメしない。(もしカナダに留学して現地の環境に浸りたいのであればバンクーバーやトロントなどの大都市はやめていおいた方がいいだろう。行くのであればビクトリアといった少し小規模な地方の都市のほうが観光客や移民や学生も少ないので、そちらの方に行くといいと思う。)

個人的な経験談ですが、ワーホリと聞くと夢や希望を抱いてポジティブな情報ばかり求めがちなので、「こんなこともあるよ」という位の心づもりはされたほうが良いんじゃないかと思います。もちろん日本にいるだけでは経験できない素晴らしいこともたくさんありますので、この記事を見て少しでも失敗を減らすことができたなら幸いです。

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